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Spurs,競馬,麻雀

スパーズ開幕戦

MIN99-107SASで勝利。
良いゲームだった。LMAが攻撃の起点となり、マレーは攻守で躍動、パティとマヌがボールムーブの火を付け、カイルが痒いところを掻いてくれる、ゲイが新たなオプションとして機能し、終盤にカワイ不在の影響でオフェンスが淡白になってリードを溶かすが、ダニーがクラッチスリーを沈めて試合を決める。そんなスパーズらしい勝利。

マレーのプレイを見るのが兎に角楽しい。その成長ぶりはフリースローを見れば分かりやすいと思う。上半身と下半身がしっかり連動しているし、バランスも良く、タッチも滑らかになっている上に、放つ軌道も良い。
おそらく「まずはフリースローをきちんと決める」ことから始め、ミドル→3ptと打てるエリアを広げていくプロセスを踏もうとしてるだろうから、今シーズン中にバンバン3pt決めまくるなんてことはありえないだろうけど、確実に成長しているという1歩を目で見て確かめられるのはファンとして嬉しいかぎり。
もうハッキリ武器になっているといいのはディフェンス。サイズとウイングスパンを活かしたそれは見事。本人も相当意識しているのか、見て分かるレベルで気合い入れてディフェンスしているから気持ちが良い。ポイントガードでマルチポジション守れる可能性秘めてるのは武器だよホント。

さんざん期待しているカイルは痒いところに手が届くこと、孫の手の如し。むしろ痒いところにしか手が届かないような存在になってる気もするけれども…。もうちょっと王道を往く活躍してもいいんだよ…?

ゲイはもうシンプルに上手い。1on1からリムでもミドルでもフィニッシュできるし、無理せず冷静にパスもさばける。クラッチで見せたハンマーアクションでコーナーに落ちてきたダニーへのキックアウトとか見事すぎた。もうパーフェクトフィットと言っていいのでは。

開幕戦から充分に強さを感じるゲームだったのに、このチームに「カワイが帰ってくる」「パーカーが帰ってくる」という贅沢なイベントが待っているわけだ。
これなんてエロゲ