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17-18スパーズ

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カワイさんが大腿四頭頃の怪我だとかでプレシーズン欠場なんて不穏なニュースもあるわけだが、ぼちぼちNBAも開幕、プレシーズンなんてもう始まっているので、17-18シーズンのスパーズについてアレコレ能書き垂れていこうかと。


まずロスターを確認してみよう。
PG:マレー、ミルズ、パーカー、フォーブス
SG:ダニー、ジノビリ、BP、ホワイト
SF:レナード、ゲイ、カイル
PF:オルドリッジ、ベルタンス
C:ガソル、ラヴァーン
2way:ヒリアード、カステロ

小学生並みの感想だが、ガードが多すぎる。それと散々言われてるが、リムプロテクター不在。昨シーズンはデッドモンのディフェンス貢献が相当大きかったので、ここがどう出るか。幸いタイトルコンテンダーはどこもスモールボール中心の組み立てになるチームが多そうなので、そこまで痛手にはならなさそう。


注目ポイントとしては、まずどういったスターターを組むのか。パーカーが開幕には間に合わないと想定して、見たいのはマレー、ダニー、レナード、ゲイ、オルドリッジのスターターにベンチからミルズ、ジノビリ、カイル、ベルタンス、ガソルで回すローテ。先日のスクリメージ見る限りだとラヴァーンも相当良いので迷うが。
レナードもオルドリッジも気の利いたプレイができないタイプで孤立しやすい。ここを上手く繋ぐハンドラーが1枚コートに欲しくて、それをゲイがやってくれないかなと。まあカイルでも良いんだが。


どういうスターターにするかよりも注目したいのは、ポップがどういうスモールボールを展開するか。具体的に言えば、カリー、クレイ、イグダラ、KD、ドレイモンドという暴力に対してどう立ち向かうかという話だ。
昨シーズンまでのようにオルドリッジをドレイモンドにマッチアップさせる形でお茶を濁すのか、それとも暴力には暴力で対抗するストロングスタイルを取るのか。
俺はストロングスタイルが見たい。黒パン黒シューズである。鶴龍対決である。目には目を、歯には歯を、パワーボムにはパワーボムを、なのである。
マレー、ダニー、レナード、ゲイ、カイルなんてラインナップでスモールボールやってくれちゃったら脳ミソは脳汁でグチョグチョに乱され、最後にはとろけてしまうであろう。もはや「射精」としか言い表すことのできない興奮が俺を包んでくれるだろう。オールスイッチ可能で、スモールボールにしてはリバウンドも強く、ダニー以外はハンドルできるし、走るバスケットも展開できる。
ああ、なんと美しく、かくも素晴らしいんだ(恍惚)


次に注目選手を何人か挙げておく。
まず1番期待してるのはカイル・アンダーソン。先のスクリメージを見たところ、かなり仕上がっているように見えた。プレイスピードが明らかに上がっているのには笑ってしまったが。スローモーという名は棄てたのだろうか。期待してるポイントとして、前述の通りレナードとオルドリッジ2人を繋ぐパイプ役。13-14スパーズのディアウ先生のような。
もう少しメインでハンドルしたり、リムに近いエリアでハンドルできたりするようなシーンを見たい。ディフェンスとリバウンドでは既に計算できるプレイヤーだと分かっているので、オフェンスでも良いパンチ打てるってところを証明して欲しい。やれるはず、やってもらわなきゃ困る。


次にデジョンテ・マレー。開幕戦はスターターだと思う。パーカー復帰後は分からないが、パーカーとスターターPGを争うぐらいの活躍が見たい。
マレーはヘジテーションからスピードアップした時はどんな相手でも大抵抜ける所は凄いのだが、下がって守ってたディフェンダーと相対するときの武器が全くないのが課題。プルアップは打てないし、突っ込んでリムでフィニッシュするような技術とパワーがまだ無い。だから下がって守ってくることの多いビッグマンと相対するシチュエーションになりやすいPnRは上手くないし、ここは絶対に改善しなきゃいけない。ただ、まあドライブからキックアウトの質とか高めてきてたり成長を感じる部分もあるし、まだまだ未完成のプレイヤーなのでこれから楽しみでしかない。


次はジョフリー・ラヴァーン。スクリメージ見て、これは面白いと思った。スクリメージでもマヌ・ジノビリさん(御年40歳)がかなり荒ぶったドライブやパスをしていたのだが、そんな御老人の御乱心をなだめる介護のごとく良いポジションを適宜取って、パスをしっかりキャッチングしていたので、これはスパーズにベストフィットだろうと。ビッグマンとしてはディフェンスとリバウンドの力強さにやや難がありそうだが、ロスターに柔軟性を持たせてくれる選手として期待できる。


そしてルディ・ゲイ。流石に上手いし、まず活躍してくれるだろうと。懸念があるとすればオフェンスでレナード、オルドリッジとプレイエリアが被りそうという所。ミドルライン寄りでプレイするよりポストでプレイする方が良いイメージがあるので、そこはちょっと心配。ボール持ったら自分のことで手一杯になりがちなレナード、オルドリッジよりは、気の利いたプレイができるし、一歩引いた大人なプレイをお願いしたい。スモールボールの中心であることは間違いないし、そうなった時にどんなシナジーが生まれるのか非常に楽しみ。


最後にラマーカス・オルドリッジ。良くない噂が数々囁かれた中で残留したわけだが(かく言う俺もトレードして欲しいとかツイートしたし、果てはオルドリッジを応援するのはキツイとまでツイートしたわけだが)、ここは軽く掌を返して今季も全力応援。
結局、オルドリッジが外野から色々言われる1番の原因はドレイモンドからのボコられっぷりが酷すぎるからで、その印象もまた強すぎるからだと思う。ウォリアーズ以外の相手であれば、ベストフィットまでとは言わなくとも悪くないレベルのパフォーマンスを残してる。そのドレイモンドとのマッチアップを見れば、オルドリッジはどうすれば良いかってのは自ずと分かるんだけど、"どうやって良いポジションでボールを貰うか"に尽きる。リムから遠い位置でウイングからワンパス落としてもらって1on1じゃもうダメなんだよ。角度変えながらローポストで勝負しないと。このフォローをゲイだったりカイルにやってもらいながらガツガツとリム周りで点取って欲しい。



さて、昨シーズン終了後に我々スパーズファンに残ったモヤモヤとしたモノ、一言で言うなら「残尿感」。オフを経ても、この残尿感は拭いきれていない。コイツは来春のウエスタンカンファレンスファイナルでスパーズvsウォリアーズのガチンコバトルを見ることでしか拭えない。どうか今季こそ見せて欲しい。
さすれば尿道括約筋は躍動し、その溢れるダイナミズムによって、この残尿感は実に心地よい気分で放たれ黄金の放物線となって消え去るであろう。それは栄光への架け橋である。伸身の新月面ともいう。
俺は知っている、小便は我慢して出した方が気持ち良いということを…。この我慢が実を結び至上の悦び、快感となって帰ってくることを強く願う。

というわけで17-18スパーズの順位予想は「WCFでウォリアーズとガチンコで勝負する。その結末は…知らない…この世界のまだ誰にも…。」でお願いします!予想の世界なのに「レギュラーシーズン1位!優勝!」なんて大きいことは言えない、自由の翼を広げきれない俺はファン失格かもしれないが、それでいいのだ。当たるといいな!!